DAOってなに?
・メタバースに触れてみたい
・会社に縛られない働き方を教えて欲しい
こんな悩みを解決します。
今回はDAOの概要・入り方について解説します。
本記事では、初心者にもわかりやすく解説していきますのでぜひ最後までご覧ください。
◆DAOの特徴
◆DAOの始め方
◆DAOの稼ぎ方
◆DAOの将来性
◆DAOのよくある質問
◆まとめ
◆DAOのメリット・デメリット
DAOとは?
DAOとは分散型自立組織のことを指します。
分散型自立組織とは、ブロックチェーン上で世界中の人々が協力して管理や運営される組織のことを言います。
株主、経営陣、役員などの中央管理者を持たず、組織内の構成員一人一人によって自律的に運営が行えます。
会社組織ではないので、中央管理者が不在でも組織に参加しているメンバー同士で意思決定をし、プロジェクトを立ち上げられ、進められます。
また、DAOは誰でも参加できるので、興味のあるプロジェクトを運営しているところがあれば自由にそのメンバーの一員になれます。
会社との違い
会社の場合は、意思決定を上層部で行い、決定事項が上から下に伝えられる「トップダウン方式」になっています。
web3な働き方【DAOの場合】
組織を統率する代表者がいないので、参加者同士で意思決定が行われます。
株式会社とかであれば、雇用契約を結んでから働きます。
退職する場合も契約解除の手続きが必要です。
しかしDAOの場合、Wi-Fi環境さえあれば誰でも参加が可能です。
DAOの特徴
ガバナンストークンを保有していれば誰でもDAOに参加ができます。
DAOは会社とは違い、会社における、社長などの中央管理者が存在しないため参加者全員に平等の立場が得られ、運営することができます。
ガバナンストークンとは
ガバナンストークンはDAOの運営において、重要な意思決定をガバナンストークンの所有者に投票券を与えるトークンのことを指します。
ユーティリティトークンに分類され、ソーシャルトークンがガバナンス機能を持つこともあります。
ユーティリティトークンとは
ユーティリティという意味には『有用性・実用性』という意味があります。
ユーティリティトークンは機能や実用性、権利を持ったトークンのことを指します。
DAOを始めとしたWeb3.0の界隈では『コミュニティへの参加権』、『意思決定する権利』に使用されます。
ユーティリティトークン自体は価値がありません。ですが、コミュニティが拡大していけばそれに伴い価値も向上するため、発行元に依存し変化します。
ソーシャルトークンとは
DAOにおいてコミュニティのメンバーシップとして機能したり、共同プロジェクトやコミュニティへの貢献を可視化してくれるトークンです。
ソーシャルトークンも、ユーティリティトークンに分類されます。
受け取ったソーシャルトークンは、他の暗号通貨に交換し、コミュニティ内の特別な権利と交換することができます。
例えば、トークン保有者のみが閲覧できるコンテンツへのアクセス権、コミュニティの運営に関する意思決定の議決権などがあります。
この場合、ガバナンストークンという場合もあります。
ソーシャルトークンは個人か団体によって2つの種類に分類されることがあります。
コミュニティソーシャルトークンとは
グループやコミュニティを中心に発行されるトークンです。
主にトークン保有者限定のメルマガの発行や非公開のDiscord(限定コミュニティ)への招待の特典を実行するのに利用されます。
インディビジュアルソーシャルトークンとは
個人が発行するソーシャルトークンのことを指します。
アーティストやクリエイターが発行するケースが多いです。
ファンが直接に発行者を応援できる『クリエイターエコノミー』を形成するいち手段として注目されています。
DAOの始め方のついて
現在のDAOには、『MakerDAO』『BAYCDAO』『NounsDAO』などございます。
使命や社会に貢献するために立ち上がっています。また、コミュニティを形成しながらビジョンに向けて成長を続けています。
立ち上げるために8ステップございます。
DAOのビジョンと組織名の決定
DAOのコンセプトと名前を決めるためにも『ビジョン』『ミッション』を決めなければなりません。
何故ならば、未来に向けて『文化』『歴史』『探求』を構築するためにも『軸』が重要です。
そして、世界中の人々から資金の調達を行い、運営に必要なコスト以外はさまざまな組織に社会貢献として寄付をします。DAOは社会と密接に繋がっている組織なのです。
コミュニケーションのツール作成
DAOとしてのコミュニティを構築するための場所を作成いたします。一般的に使用するツールは次のとおりです。
Discord
Discordは現在、DAOの中心的な存在のツールです。さまざまなコミュニティのエンゲージメントを高めながら参加者と一緒に成長を続けていきます。
Discordの場合、次のようにチャンネルを作成しDAOとしての存在を構築します。
・オフィシャルリンク
・アナウンス
・マーケティング
・開発
・提案
・雑談
・クイズ
・コイン集め
・Gibeway
・サポート
Discordと同じくらい重要なツールです。
DAOの活動、認知、告知、宣伝を世界中の人々に対して発言するために役立ちます。
Telegram
Telegramはコミュニテイ形成としてグループを作成し、参加者のメンバーを集めることができます。
Discordの併用も可能です。
その他のDAOを立ち上げるための『システム』『ツール』を紹介します
DAOの基盤ツール
DAOの内部構造
オペレーションシステムのツールをいくつか紹介します。
DAOを円滑に進める大切なツールです。
どんなに素晴らしいプロジェクトを立ち上げてもコミュニテイの運営が回らなければ長期的には成長が難しいです
何故なら、DAOは人が中心だからです。
COLONY
COLONYは、DAOに実用的で使いやすいオペレーションのシステムを提供するツールです。
COLONYを活用することによってコミュニティ内のチーム、プロジェクト、報酬の作成が行えます。
以下の4つを提供しています。
トークン
評判
ガバナンス
トークン販売
上記の通りで、独自のERC-20トークンをかんたんに発行し、既存のトークンをプラグインしてガバナンスを提供してくれます。
評判とは、DAOに貢献してくれたコミュニティメンバーの価値に比例して報酬を授与するシステムのことを指します。
COLONY公式サイト:https://colony.io/
DAOhaus
DAOhausはMolochフレームワークに基づいて新しいDAOを作成するためのプロトコルです。
DAOhausは、簡単にDAOを構築できるプラットフォームです。
DAOとしての助成金の提供、製品の構築、ギルドの結成、投資など、コミュニティ内のメンバーが共通の目的として価値を達成できる手助けをします。
DAOhaus公式サイト:https://daohaus.club/
Collab.Land
Collab.Landはコミュニティのメンバーが保持しているDAOのトークンを確認し、Discordチャンネルへのアクセスを許可するメンバーシップのツールです。
DAOで必須のDiscordまたはTelegramのシステムを強化し、グループチャットのセットアップと実行を簡単にするチャットのbotです。
アドオンと同じようにアプリをダウンロードし、DAOの特定組織構造に関連する複雑な処理を自動化してくれます。
Collab.Land公式サイト:https://collab.land/
Aragon
AragonはDAO運営を簡単に実現できるツールです。
イーサリアムのブロックチェーンでDAOの起動および『立ち上げ』、『維持』するためにガバナンストークンを発行し、コミュニティの意思決定を行うことができます。
Aragon Client
Aragon Clientのツールにある『Company』を紹介します。
Companyは、主に次のことが行なえます。
トークンの発行と焼却
トークンを使った投票
トークンの寄付
トークンの管理
上記の通り、Companyを使うことでERC20トークンをDAOに送金、入金、管理が誰でも行うことができます。
注意点として、出金を行う場合はコミュニティの意思決定が必要になります。
DAOは誰でも参加ができるため、透明性が求められるコミュニティです。
Aragonを使うことで内部統制が強化され、公平な組織運営が可能になります。
Aragon公式サイト:https://aragon.org/
□法的ツール
法的ツールは、企業、顧客、プロジェクトに対してブロックチェーン上で署名。実行される法的契約に関する合意を作成するためのツールです。
ツールを使用すると法的な契約に自動化、実行のやり取りがシームレスになります
OpenLaw
OpenLawは、法的合意を作成するために活用する分散型プロトコルのツールです。
イーサリアムと連携する法的契約を簡単に作成できます。
また、APIからスマートコントラクトを作成、アクセス、実行します。
DAOに法的な権利、義務を追加し、リスク管理が補えるツールです。
OpenLaw公式サイト:https://www.openlaw.io/
□財務管理ツール
DAOは開発、人件費などの活動するための運営資金が必要になります。
調達した資金またはトークンの『保管』、『管理』するためにツールは必要になります。
DAOの規模によって使用するツールは異なりますので、それぞれのニーズに合ったものを選択します。
一般的には、次のような個人でも利用者が多い互換性のあるウォレットが活用されています。
Metamask
WalletConnect
Portis
Safepa
上記のウォレットは個人でも利用者が多いですが、共有ウォレットの『Gnosis Safe』を活用するコミュニティも多数あります。
何故ならば、共有ウォレットは資金の管理を数人で承認する仕組みだからです。
この仕組みを使うと誰かが、コミュニティの資金を1人で持ち逃げができません。
DAOとして共有の財務管理に関わるGnosis Safeを詳しくご紹介します。
Gnosis Safe
Gnosis Safeは、多数のメンバーによって『保管』、『管理』ができるマルチシグ(マルチ承認)のイーサリアムウォレットです。
ブロックチェーンのトランザクションが発生する複数のメンバーでトランザクションを確認することくを要求します。
Gnosis SafeはETH、ERC20、WRV721をサポートし、コミュニティの資産を公平に確認できるツールです。
MetaMaskなど任意のウォレットと接続してトランザクションに複数のメンバーが署名する仕組みです。
使い方の例としては、DAOの参加者によってスナップショットを使い投票され、決まった事案に対してコミュニティのコアメンバーが実行します。
一方、マルチシグは、多数の承認が必要になるため、メンバーが独立して資金移動することができません。
マルチシグとは
暗号資産を売買、送金する際に、資産を守る鍵に当たる電子署名(シグネーチャー)を複数(マルチ)する方式です。
また、資金の持ち逃げもできないためDAOとして運営するにはありがたいツールの一つです。
Gnosis Safe公式サイト:https://gnosis-safe.io/
Syndicate
SyndicateはMetamaskのようなウォレッ地をSyndicateネットワークに接続することでウォレット内の資産がコミュニティメンバーに表示されるツールです。
ガバナンストークン作成と配布に役立ちます。
主に以下の用途として活用ができます。
・メンバーからの預金を受けれるためにリンクを送信する。
・ダッシュボードで投資、メンバー、その他リアルタイムで管理する
・DAOの法的文章を簡単に生成、送信、収集できる。
・ERC-20ミラーテーブルとミラーシェア
・オフチェーン資産への投資を記録し、オフチェーンメモ、メタデータ、リンクを添付できる
□投票ツール
投票ツールは、DAOの参加者が提案に対して投票し、『方向性』、『資金』を決定する上で必要になります。
DAOは参加者が公平に決めるコミュニティです。
意思決定を行うために投票という仕組みを多くのDAOが採用している状況です。
Snapshot
Snapshotは、人気がある投票ツールで、分散型投票システムです。
DAOの参加者が提案や投票を作成し、データは分散型ファイルシステムIPFSに保存されます。
オフチェーンで投票する仕組みです。
DAO内の予算、プロジェクト、方向性を決めるためにガバナンストークンの『ERC-20』『NFT』を使用しながら投票が可能になっています。
Snapshot公式サイト:https://www.tabnine.com/code/java/methods/org.sonar.db.component.SnapshotDao/selectLastAnalysisByRootComponentUuid
□資金調達ツール
資金調達ツールは、その名の通りDAOとして資金を調達するツールになります。
勿論ですが、活動するためには資金が必要になります。
資金調達のツールが以下の通りとなっています。
Juicebox
Juiceboxはイーサリアムのスマートコントラクトを介して様々なコミュニティから資金調達を行うことが可能になります。
募金のような立ち位置でもあり、Juicebox自体もDAOとして運営がされています。
Juiceboxを使うことで主に次のことが可能になります。
・資金調達する
・所有権を与える
・資金を管理する
上記の通りで主に資金調達、資金管理として活用するツールになります。
対象としては、DAO、クラウドファンディング、NFTプロジェクト、クリエイターになります。
さまざまなプロジェクトを長期的に進めるためには、開発、プロモーション、クリエイティブ関連の資金が必要になります。
Juiceboxでは、資金がない状況を助けてくれるありがたいツールです。
Juicebox公式サイト:https://juicebox.money/#/
Mirror
Mirrorは、ブロックチェーンの技術で構築されたブログです。
コミュニティに関する記事を公開するツールとして知られています。
その他、Mirrorの活用方法としてはイーサリアムスーマーとコントラクトを使用しながら『クラウドファンディング』『記事の投稿をNFT』という資金調達も可能です。
ウォレットでログイン
記事の執筆は無料
記事のNFT化
クラウドファンディング
上記のようにMirrorは、ウォレットでログインができる分散型のメディアプラットフォームです。
記事を書いて情報やアイデアの発信として活用し、資金調達も画期的なサービスです。
□DAO報酬ツール
DAOは、参加者が公平に運営されていますが資金全体の報酬を分配する方法がありません。
DAOとはいえ、たくさんの労働力が必要であり、報酬がある程度なければ長期的に運営が難しくなります。
つまり、ここでコミュニティ内の貢献者に対して適切なインセンティブを与える仕組みが必要になります。
そこで以下の報酬のツールを使っていきます。
Coordinape
Coordinapeは、DAOの貢献者に適切な報酬、フォードバックを与えるツールです。
長期的にDAOのアクティブな参加者に適切な報酬の仕組みを作る支援をします。
DAO内で活用すると以下のメリットが生まれます。
・貢献者に報酬を与えることができる
・組織全体の価値と資産の流れが確認できる
・フィードバックに基づいて構築された強い帰属を促進する
・貢献者の意欲と関与を維持できる
DAOはコミュニティに価値を与える人達に意欲と関与する喜びを認識してもらうために報酬の仕組みは必要になります。
ただし、報酬を目的にするとDAOの使命、目標に行動するための動機づけが難しくなると考えられます。
Coordinape公式サイト:https://coordinape.com/
□万能ツール
DAOの情報整理として役立つツールを紹介します。
多数の方が参加しているコミュニティ内では、企画、ドキュメント、サイト、情報発信、管理などをそれぞれのツールで分散させると混乱が生じます。
実は、情報を一括で管理できるツールがあります。
Notion
notionは、ドキュメント作成、計算、タスク、ロードマップ、プロジェクト全体の管理を集約できる便利な管理ツールです。
2021年には日本語版もリリースしました。
notionは『All-in-one Workspace』を目的とし、コミュニティ内の情報共有やプロジェクトの中身を『世の中で知ってもらう』ための情報共有として役立ちます。
目的に応じて機能を組み合わせることで幅広い活用ができます。
notion公式サイト:https://www.notion.so/ja-jp/
DAOの稼ぎ方
DAOで稼ぐには、2通りの方法があります。
仕事をする
DAOは、あるプロジェクトを遂行するための組織となります。
組織の方針とそのためのタスクやその報酬が、投票によって決められます。
この投票は、ガバナンストークンを持つ人によって行われるのですが、タスクと報酬については、スマートコントラクトによって定義され、タスクが達成されると、予め規定されたとおりに自動的に報酬が支払われる流れになります。
スマートコントラクトは、予め決められた条件に対し、自動で取引を実行する仕組みです。
この仕組みがあることで、DAOでは中間管理者を置くことなく、報酬の支払いができます。
手数料を引かれることもない為、安心して仕事ができます。
DAOの参加者は好きな作業をこなして、報酬を受け取ることができます。
ガバナンストークンを保持する
DAOのタスクは、専門性の高いものが多く、参加するのが難しいということもあります。
1つの案としてガバナンストークンを所持してみるのはどうでしょうか?
ガバナンストークンは株式と同等のものです。
DAOの方針決定は、ガバナンストークンを所持している人たちの投票で行われます。
ガバナンストークンは、取引所で売買するか、DAOのプロジェクトに貢献することで入手できることもあります。
DAOのプロジェクトに参加することが出来るので、DAOの価値が上がれば、ガバナンストークンの価値も上がります。
ガバナンストークンを所持する人は、そのDAOの利害関係者、ステークホルダーに該当されます。
利害関係があるので、そのDAOを積極的に応援することになります。
株式会社のストックオプションのような仕組みで、組織が成長することで、資産が増加する構図になり、参加者が組織に貢献する動機づけにもなります。
DAOの将来性
DAOの今後の見通しとして以下のような流れが予想されます。
Defiの拡大によって需要の高まり
現在の多くのDefiやNFTのプロジェクトはDAOによって管理されています。
暗号資産の時価総額約2兆ドルのうち、DAOが管理している割合は増加傾向にあります。
ツールや機能は大幅にアップグレードしており、今後もDAOでプロジェクトが運営しやすくなっていくと予測されています。
その点から考えると、DAOは今後も成長していく可能性は高いといえます。
組織の在り方の変化
DAOはリーダーやマネージャーのような管理者が存在せず、中央集権的な組織に支配されないことが特徴です。
ブロックチェーン上で独自のルールを基準に実行される組織となっており、外部からの介入を受けない政府からも独立した存在です。
また、オープンソースで透明性が高いため、DAO内の取引はすべてブロックチェーンに記録され存在が残り続けます。
さらにインターネットにアクセスできる人であれば、誰でもDAOトークンを保持したり、購入したりすることが可能です。
そのため、DAOにおける意思決定を持つことができ、参加者全員でDAOを成長させていけます。
ガバナンストークンの価値の高まり
DAOが注目されるほど、ガバナンストークンの価値が高まることが予想されます。
└プロジェクトのガバナンストークン需要が高まり、価値が向上していくためです。
また、ガバナンストークンを保有することで、DAOで生じた利益の一部を受け取れる可能性もあります。
投票権に加えてその他のインセンティブも受け取ることができるとなると、DAOへの参加者が増えていくと考えられます。
DAOのよくある質問
Q,DAOステーキングとは何ですか?
A,DAOステーキングプールにDAOトークンをロックすろことで、DAOMakerエコシステムによってサポートされているプロジェクトのトークンで報酬を獲得できます。
今後、さまざまなトークンに基づいた新しいリワードプールがリリースされるため、お好みのトークンが選択可能です。
DAOステーキングに参加すると、SHOおよびSEEDの資金調達ごとにリリースされたガイドラインに基づいて、SHOおよびSEEDにアクセスできます。
Q:DAO流動性ステーキング(LP)とは?
A:DAO Liquidty StakeingはDAO-ETH UNI LPトークンをロックし、DAO Makerエコシステムによってサポートされているプロジェクトのトークンで報酬を獲得できます。
今後、さまざまなトークンに基づいた新しいリワードプールがリリースされるため、お好みのトークンを選択できます。
DAO流動性ステーキングに参加すると、新しいSHOおよびSEEDの資金調達ごとにリリースされたガイドラインに基づいて、SHOおよびSEEDにアクセスができます。
Q:SHOとSEEDとは?
A:SHOとは、DAOMakerプラットフォームでプロジェクトのトークンセールが行われるStrong Holder Offeringを意味します。
また、DAOMakerは、SHOに加えて、DAOMakerSEEDを公開しました。
これは、利用可能な割当の数を大幅に増やすことが出来る特別なシードラウンドであり、多数の人々が販売に参加できるようにします。
Q:DAO流動性ステーキング(LP)に参加するにはどうすればいいのか?
A: UNI LPトークンを取得するには、Uniswapで流動性(DAO-ETH)を提供する必要があります・
次に、LPトークンをDAO Vaultにステーキングする必要があります。
あなたのUNI LPトークンは、Uniswapではなく、DAOボールトにステーキングする必要があることはお忘れなく注意ください。
Q:DAOステーキングとDAO流動性ステーキング(LP)の違いは?
A:単体ステーキングと流動性ステーキングの違いは以下のとおりです。
本来、DAOステーキングでは、DAOトークンのみをステークします。
DAO流動性ステーキングの場合、DAO-ETH UNI LPトークンをステークするために、同じ量のDAOとETHを提供する必要があります。
DAO流動性ステーキングはオプションであり、SHOで上位Tierに入るチャンスが増えます。アルゴリズムは、流動性として提供されたDAOトークンの3倍を考慮します。
たとえば、流動性として1000DAO-1000DAO相当のETHを提供すると、3000 DAOを単体ステークしている参加者と同じ扱いになります。
流動性ステーキングを行う場合は、価格変動による損失の懸念を検討する必要があります。つまり、ステークされたDAOトークンの数は、時間とともに変化する可能性があります。
DAOのメリット・デメリット
メリットは3点ございます
透明性が高い
トークンを保有していれば誰でも参加可能であり、意思決定された内容はスマートコントラクトにより実行されます。
そのため、いつでもメンバー全員が内容を確認できます。
透明性が高いことにより、不正が難しい点もメリットの一つとして言えます。
マネジメント型経営であればトップダウンで業務が行われるため、意思決定の過程はメンバーに明かされないケースも少なくありません。
しかし、DAOでは全員が意思決定の携わり、尚且、情報を閲覧できるため不正ができない仕組みとなってます。
平等性が保たれる
主権を持つ中央管理者がいないため、平等性が保たれている点がDAOの大きな特徴であり、メリットです。
マネジメント型組織の場合、管理職からの指示によって部下が動くため、主体性を持った行動は取りにくいのが難点です。
しかし、DAOの場合は、メンバー全員が積極的の意見を出し合い、出された意見から投票で決議を行うため、特別に誰かの意見が優先されることはありません。
そのため、組織の平等な運営が可能です。
ガバナンストークンによる資金調達が可能
意思決定を行う投票の際に使用されるガバナンストークンは、通貨として資金を集める役割も担っています。
現在組織されている多くは、ガバナンストークンの発行で資金の調達を行っています。
プロジェクトが有望であれば、ガバナンストークンを発行することで、より多額の資金が集められると考えます。
メリットもあれば、デメリットもございます。
3点ご説明します。
意思決定に遅れが出る
メンバー全員の意見によって意思決定を行うため、意思決定に時間を要します。
トップダウンによる決定であれば組織構造が垂直的なため、平等性が保たれませんが、スピード感のある対応は可能です。
これは通常の投票を行う場面だけでなく、ハッキングや欠陥が発見された場合においても同様です。
直ちに対応しなくてはならない場面であっても、投票の結果から意思決定を行うため、迅速な対応がとれません。
トラブル対応が遅くなることはデメリットでしょう。
法整備が不十分
できたばかりの新しい組織形態のため、世界的にも法律の整備が追いついていません、そのため、日本だけではなく各国で法整備がまだ不十分な状態です。
現段階では消費者保護やセキュリティに関する法律が行き届いておらず、仮にハッキングに遭ったとしても、必ず被害総額が保証されるとは限りません。
そのため、何らかのトラブルがあった場合、法廷闘争に発展する場合もあり、法整備は今後の課題と言えるでしょう。
ハッキングの危険性がある
ブロックチェーン上での取引となるため、ハッキングの危険があります。
過去に一度、2016年にイーサリアムブロックチェーン上のDAOという分散型投資ファンドがハッキング被害に遭い約52億円相当を盗まれる事件が発生しました。
この事件では、メンバーの同意によりブロックチェーンをハッキング前に戻すことで資産を取り戻しています。
ハッキングリスクが有る上。法整備も不十分というデメリットがあるため、危険性を理解して参加しなければなりません。
まとめ
DAOは暗号資産の業界、今後のWeb3時代の成長が高まることが期待されています。
ミッションとDAOビジョンを決めることでDAOとしての方向性が導き出され、社会に還元するコミュニティ形成されます。
つまり、DAOを立ち上げるのは簡単ですが、『使命』、『目標』に向けて継続的に行動し、参加者の『情熱』を維持することがなにより難しいです。
DAOは新しい組織の形であって、人を介したコミュニティとなります。
DAOを立ち上げるのか?既存の株式会社を立ち上がるのか?ミッション、ビジョンに沿った方向性を踏まえて進めていきましょう。