貯金したいと思ってるんだけど、毎月お金を多く使って、ちゃんと貯金ができないんだよね。
給与も年々上がる訳でもないし、この先の将来や老後の資産も心配になってきた。
・給料が入ったらお金をすぐ使ってしまう
・人生で一度も貯金できたことがない
・浪費癖が激しい
・キャッシングや消費者金融にお金を借りている
・ボーナスはリボ払いなどの返済に消えてしまう
この記事では、毎月支払いに追われていて、お金を貯めるのが苦手な人に向けて、『貯金のコツと資産運用』について解説します。
給与をすぐに使ってしまう、投資が少し怖い、この先の将来が不安という人は是非、本記事を参考にしてみてください。
本記事の内容
・貯金はいくらあれば安心なのか?
・初心者の方でも始めやすい資産運用
貯金はいくらあれば安心なのか?
貯金ができない一番の要因として、
『すぐ使ってしまう』事でしょう。
収入より、支出が多いのが理由の一つとして多くとして挙がっています。
2022年、現在の20代の平均年収が以下の表にまとめました。
年代 | 男性 | 女性 |
---|---|---|
20歳〜24歳 | 260万円 | 244万円 |
25歳〜29歳 | 369万円 | 340万円 |
この様に見ると、20代の年収自体が低い事が分かります。
20代の手取りが、ざっと最大1ヶ月22万〜31万でしょうか。
あくまで目安にはなりますが、自分が月の給与から安心できる金額を把握し、しっかりと備えていきましょう。
では、20代の内に貯金が約いくらあれば安心できるのか解説します。
30歳までに300万円の貯金が必要
今の給与から300万まで貯めるとなるとハードルが高いですよね。
ですが、この300万円の内に一番必要なのが生活防衛資金です。
生活防衛資金を具体的に説明すると
・失業
・急な怪我や病気
・不足な事態
これらの事態が、起きた時の為に備えておくお金のことです。このお金があるだけでかなりの安心感はありますよね。
一般的に生活費の半年分の貯金が目安と言われてます。20代の場合、最低でも3ヶ月分の貯金が必要です。
生活防衛資金は、不足な事態や万が一の時が来た時に使うものですので、一切手をつけず触れない貯金として考えてください。
目安としてこれだけの防衛資金額が必要と考えてください。
・一人暮らしの場合:約45万円
・夫婦(子供なし):約84万円
・夫婦(子供あり):約170万円
近々必要になる資金
生活防衛資金とは、さらに別で必要なのが、近々必要であろう資金です
近々必要になる資金をまとめると
・趣味や娯楽
・家電製品
・出産費用
・車
・結婚資金
・教育資金
6つほど、ご紹介した中で確保した方がいい金額は、家族構成や持ち物、状況でそれぞれ異なりますので、自分でどれくらい必要なのか算出しておきましょう。
この資金の目安として20代の方であれば、50万〜100万円以上で考えておきましょう。
具体的な貯金のコツ
冒頭では300万円を30歳までに貯金する事をオススメしました。
貯金額は分かったけど具体的にどのように貯金をしていけば300万円貯められるのか気になる方もいるかと思います。
結論から言うと、『固定費』を下げましょう。
固定費を下げやすいものとして2点御座います。
・通信費の見直し
・電気代やガス代選び方
一つずつ掘り下げて行きます。
通信費の見直し
現在、大手3社(docomo,au,softbank)をお使いであれば格安SIMに切り替えましょう。
総務省の『2年契約の縛り撤廃』が始まって以降、もう見直しがお済みな方も多くいらっしゃるかと思います。
もし、月々8,000円以上お支払いされてる方は、3,000円以下の抑えられ、月々5,000円程安くなり、年間で60,000円も安くなるかもしれません。
料金の見直しは、以下こちらの記事から見直しできます。
https://maffiblog.org/mobileprice-savings/電気代やガス代選び方
結論から言いますと、格安SIMみたいに安くなる方法は御座いません。
3月以降に『電力需給ひっ迫警報』が発令されて節電などの政府の発言もあり電気代も高騰しています。
大幅に光熱費が安くなるという会社は存在しておらず、電気の請求を携帯会社などにまとめ、電気代に応じたポイントバックを受ける方が増え、その還元ポイントを携帯代や、生活費に充て、携帯会社の経済圏で生活される方が多いです。
ポイント還元など受けられてない方は、まとめない以外他がないでしょう。
余裕資金
最後に300万円のうち必要な資金が余裕資金です。
生活防衛資金と、近々必要になる資金を確保した後に残るお金のことです。
例えば、生活防衛資金を一人暮らしの方であれば約45万円。
近い将来に使う資金を約55万円とし計100万円とします。
残り200万円を準備でき、300万の貯金が完成します。
この200万円を投資を始めればお金の安心を確保できる可能性が高まり、
さらにお金の備えをすることができます。
どうやって投資を始めたらいいか、資産運用を始めたらいいのか、次の章で紹介します。
初心者の方でも始めやすい資産運用
日本では円安が続き、更には銀行にお金を預けても超低金利な為、お金が増えません。
その為、最近は資産運用を始める方が増えています。
最近では、SNS上などで『メタバース』、『NFT』などのワードがバズり始め仮想通貨(ビットコイン)に投資する方が増え、注目を集めています。
何故、資産運用に仮想通貨をオススメできるか3つご紹介致します。
スターバックス1杯分価格から購入できる
暗号資産の投資は500〜1000円から購入できます。
スターバックス1杯価格から資産運用できます。¥
始める際の敷居が低いので毎月のお小遣いの範囲でも投資可能です。
CoinCheck(コインチェック)という暗号資産の販売所であれば500円から気負わず資産運用ができます。
購入後は安易にすぐに使えないから必然的に貯まる
仮にビットコインが上がったとしても、ビットコイン売却→日本円にする→口座に送金と一手間を加えないといけません。
私の場合、銀行口座に30万円手元にあったら、欲しいものをサクッと買ってしまう可能性があります。
暗号資産=引き落とす手間がかかる。
これを頭の中に認知させれば、自然と忘れて貯金ができます。
分散投資効果が高められリスクヘッジができる
同じ値動きをする株式や不動産と暗号資産は相関が小さく、異なる値動きをします。
それぞれを組み合わせて資産運用するのもいいですし、暗号資産の中でも銘柄によって異なる値動きをする通貨もございます
こちらはbitFlyer(ビットフライヤー)の私のポートフォリオになります。
売却をしリップル(XRP)しか保有をしていませんが、このように日本円を分散し投資をすることで他の銘柄が暴落した時のリスクヘッジを行う事ができ、分散投資の効果が高められます。
暗号資産を運用するデメリット
暗号資産を運用する上でメリットを紹介しましたが、デメリットも御座います。
①税率がとても高い
仮想通貨を運用する際、確定申告のことも頭の片隅に閉まっておきましょう
仮想通貨で得た利益は「雑所得」の扱いになります。雑所得に対しては、所得が増えるほど税率も高くなる累進課税が適用され、税率は5~45%です。これに住民税10%も合わさると最大55%になることもあります。
一方、株やFX取引で得た利益には、申告分離課税が適用され、税率は20%(所得税15%+住民税5%)です。また、損失を3年間繰り越すこともできるので、翌年以降の利益から損失を差し引くことで所得税を軽減できます。
株やFX取引などと比べて仮想通貨の税制は不利で、手元に残る利益が少なくなってしまうのがデメリットです。
②損失を出す可能性がある
ビットコインは短期間で大幅な利益を得ることができる可能性を秘めている反面、大きな損失を出してしまう可能性も御座います。
ビットコイン以外の主軸銘柄も暴落することも少なくありません。不安定な部分も大きいため損失が出てしまう覚悟はしておいた方が良いです。
まとめ:長期的な運用として積立投資がオススメ
今回紹介したように、暗号資産は少額から投資が行えることを始めることができることに加えて、時間に縛られることなくそれぞれのライフスタイルに合わせて取引ができます。
短期的には損失が生じても、積立投資による長期取引であれば、大きな利益を出すことができ長期保有すれば、大きな資産になり得ます。
余裕資金を全額だけでなく柔軟に積立額を決めることができる積立投資で、効率よく資産運用を行っていくのがベストです